Galileo Galilei Last Live〜車輪の軸〜 at 日本武道館 を終えて
Galileo Galilei Last Live〜車輪の軸〜 at 日本武道館
自分の青春を共に歩んだバンドがまた1組ステージを降りました。
思えばラジオから流れた『ハローグッバイ』が始まりでした。青春を閉じ込めたような世界観と荒削りながらも耳に残るメロディー、北の大地で育まれたからこその空気感も相まって好きになったことを覚えています。
今思えば、彼らが活動を終えることを発表した時、『おもちゃの車』を降りる、という表現がすとんとハマりました。初期の作品から様々な音楽性を提示し、音楽で遊んでいるうちにいろいろなものに巻き込まれ気付かされたんだろうなと思います。なので、最後のライブはちゃんと見たいと思いました。
当日の武道館は悲しみに包まれる、ともまた違う不思議な空気感で、終始彼らの音楽を受け止めているリスナーが多かったと思います。中には自分のように少し離れていたけど目に焼き付けたい、という思いで足を運んだ人も多かったと思います。彼らの音楽が様々な形に姿を変える中でついていけなくなった瞬間もありましたが、青春時代を過ごした音楽というものはやはり特別でした。
セットリストも最新シングルから時系列で遡っていくもので、進むにつれて当時のことがフラッシュバックしていくようでこみ上げるものがありました。大好きな『管制塔』を初期のアレンジで聴けたことは一生忘れないでしょう。
後半は近年のGalileo Galileiが見せてきた定番曲で構成され、改めていいバンドだと思い知らされました。
MCは当時の思い出を振り返ったりするものの、ネガティブな言動はほとんどなかった。それ以上にデビュー当時とほぼ変わらないMCの拙さが、彼らは言いたいことは全て音楽に詰め込むバンドだと実感しました。
ダブルアンコールでのハローグッバイ、そして武道館公演のために描き下ろされた車輪の軸で6年の活動に幕を下ろしました。
ライブを終えて悲しい、というよりも寂しさがわきました。また一つ青春が終わった気がした。
『南條愛乃』というひと
*加筆・修正しています
南條愛乃さんという方をご存知でしょうか?彼女は声優やアーティストとして活躍しています。『ラブライブ!』の主要キャストとしても有名です。
でも休みの日にはネトゲ三昧だったりする、オタクに優しい性質だったりするのです笑 おしゃれなことでも有名なので、女性声優でありながら女性ファンが多いのも特徴。
様々な魅力を持つ彼女ですが、自分が一番魅力を感じるのは歌手としての彼女です。
抜群の歌唱力と表現力、作詞もできちゃうというハイスペック
今回はそんな彼女のソロアーティスト活動について掘り下げます。
9月に行われた彼女の二枚目のアルバム『Nのハコ』を引っさげての全国ツアーが行われました。その中の横浜公演に行ってまいりました。
アルバムのテーマが『◯◯からみたワタシ』ということで作詞や作曲は彼女にゆかりのある人物が手がけたアルバムとなっていてそれぞれの目線から垣間見る南條愛乃が表現されています。
ポップな曲もシリアスな曲も華麗に歌い上げる様は声優ということを忘れさせるくらいに見入ってしまうのでした。
ライブ演出も序盤はシンプル、後半はカラフルと様々な顔を見せました。中でも驚いたのが中盤での暗闇の中でひとりスポットライトを浴びる姿です。
というのも、声優アーティストのライブではサイリウムやペンライトが煌びやかに輝いている光景が当たり前だからです。
本当の意味で音楽に浸る時間は至福のひと時でした。
最近では音楽雑誌などのメディアにも声優アーティストが声優ではなくアーティストとして特集されることも増えてきました。あなたが見ているアニメの声優さんも歌手活動をしているかもしれません。中にはバンドマンが作詞作曲している例も数多くあります。聴いてみると意外な発見もあると思うのでぜひ一度聴いてみてはいかがでしょうか?
ではまた!
私立 聖お台場女学院 地獄大運動会 ライブレポート
先日、私立 聖お台場女学院 地獄大運動会 supported by J:COM@Zepp DiverCityに行ってまいりました!
出演バンドはチャットモンチー、ねごと、女王蜂のSMA所属アーティストのガチンコ3マン
一番手は女王蜂!筆者は初見のばんどでしたが度肝を抜かれるビジュアルとパフォーマンスでした・・・!編成はボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードの5人編成でした。
地獄大運動会というイベント名ですが、地獄というのはうちらがいるからついてるんだとと思います。とボーカルのアヴちゃん
まさに地獄から鳴り響くような轟音とアブちゃんの唸る低音ボイスと時々みせる可愛らしい歌声や妖艶な仕草・・・トップバッターを飾るにふさわしいパフォーマンスの連続!間髪入れずに演奏していく中で、対バン相手であるチャットモンチー、ねごとの楽曲もカバーする一幕も!
なんでもバンド結成時はチャットモンチーのコピーをしていたそうでとても感慨深い様子でした。ねごともねごと企画で対バンしたこともあり仲良しだそうな
終盤も自分たちのパフォーマンスを貫き通し次へ繋ぎます
女王蜂 セットリスト
金星
ハナノユメ(チャットモンチー)
カロン(ねごと)
ヴィーナス
もう一度欲しがって
売旬
デスコ
告げ口
続いてはまさかのチャットモンチー!会場にいた大半の人が驚く(笑)
先日発表されていたが、再び変身を遂げ、二人体制の通称「メカットモンチー」になって二回目のライブであり、関東では初お披露目となりました。この体制になってからは見るのは当然初めてだったのでドキドキしていましたが、良い意味で裏切られました
えっちゃんの周りにはシンセやミニドラム、ギターが配置、あっこの周りにはドラムセットとシンセが並んでいました。
開幕からSEも多用しつつのパフォーマンスで以前二人体制になった時とはまた別物に。メカ、というからピコピコしたサウンドになるかと思いましたが、あくまで使っている機材が違うだけで蓋をあけたらいつものチャットモンチーという感じでした。アレンジはシンプルになっているものが多かったけど、シンプルな中にもひねりを入れているかんじ。とび魚のバタフライなんて今まで聴いたどのアレンジよりも海っぽさを感じました。そんな状態のチャットモンチーでもしっかりふた組のカバーも披露してくれました!全体を通して感じたのは今のチャットモンチーは心の底から音楽を楽しんでいるように思えました。
ただ一つ、しいて言うなら、あっこのベースが封印されてしまったのはちょっぴり寂しいですね・・・またそのうち見れることを信じます!
チャットモンチー セットリスト
変身
8cmのピンヒール
とび魚のバタフライ
majority blues
売旬(女王蜂)
ワンダーワールド(ねごと)
Marry You(B.MARS)
親知らず
ラストはねごと!ライブでは特に触れなかったけどこのライブ当日がメジャーデビュー6周年だったりします。おめでとうございます!
今のねごとは本当にノリに乗っていて、ライブがとにかくカッコイイ!前半は定番曲で盛り上げ、ふた組のカバーも当然披露するのですが、Last Love Letterのカバーが完コピの域で鳥肌がたちました・・・
後半はねごとらしさを前面に感じれる楽曲をたたみかけてきます。新曲のアシンメトリはサウンド面では打ち込みなどの要素を取り入れた新機軸ですが、随所に宇宙を感じさせる彼女たちの雰囲気にマッチしていました。曲間の繋ぎもどんどんよくなっていてラストのendlessは前奏が別物になっていたり・・・ライブハウスでは照明も映えるので宇宙に漂っているかのような光景は素晴らしいの一言に尽きます。ぜひ今ライブを見てほしいアーティストです。
ねごと セットリスト
DESTINY
カロン
Last Love Letter(チャットモンチー)
ヴィーナス(女王蜂)
アシンメトリ
トレモロ
真夜中のアンセム
シンクロマニカ
endless
最後アンコールかと思いきや、まさかのお客さん全員を巻き込んでの玉入れが始まるという予想外の展開(笑)終始ぐだぐだすぎて景品がかかっていたにも関わらず玉を数えるのがめんどくさいという理由で先輩に勝ちを譲る後輩ふた組なのでした(笑)
最後はぐだぐだでしたが、三組の仲の良さが伝わってくるいいイベントでした!こんなスペシャルなイベントならまたやってほしい!
majority blues / 消えない星(初回生産限定盤)
- アーティスト: チャットモンチー
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reboot
というわけで!